Mini-ITXマザーボードD2500HNの設定

二年前にsofmapの中古で買ったMini-ITXのマザーボードを久々に起動した。たしか中古で2700円だったかな。CPUはオンボードでatomのD2500だ。DDR3メモリ2GBも一緒に中古で一枚買った。メモリの最大量は4GBでもう一枚載せられるけど、たいした用途で使わないので一枚だけにした。当初はPT2を載せて24時間稼働の録画マシン(Linux)にしていたが、あまりテレビを見なくなったので放置していた。今回は軽量LinuxであるlinuxBeanをこれに載せてテレビ視聴用のマシンとして復帰させた。

このマザーは結構くせ者でグラフィック関係に苦労する。WindowsだとVistaか7の32bit版でしかドライバがなかったと思う。Linuxだとドライバが提供されていている(参考:https://ef.gy/ubuntu-cedarview-drivers)。ターミナルから

$ sudo apt-get install cedarview-drm libva-cedarview-vaapi-driver cedarview-graphics-drivers

と入力すればいい。これでまともな画面表示になる。

あとはPT2のドライバとカードリーダSCR3310-NTTComのドライバをいれれば出来上がり。PT2のドライバと視聴用のrecpt1の導入はネット上にいっぱい記事があるし簡単だったが、カードリーダーの導入につまづいた。

$ sudo apt-get install libccid libpcsclite1 libpcsclite-dev pcsc-tools pcscd

で前までうまくいったような気がしたんだがなあ。

$ pcsc_scan

をしてみても「Waiting for the first reader...」と表示されてカードリーダを認識していない。こちらを参考に 「/etc/init.d/pcscd」 の43行目 「exit 0」をコメントアウトするとちゃんと認識された。

ターミナルから

$ recpt1 --b25 --strip  17 10 test.ts

と打ち込むと17の局が10秒間 test.tsの名前で保存される。リアルタイムで見るには

$ recpt1 --b25 --strip 17 - - | cvlc --scale 0.5 -

とかすれば見れる。


今回はじめてlinuxBeanを使ってみたのだがなかなかいい。Ubuntuベースということなので慣れているというのもあるかもしれないけど、かゆいところに手が届く感じがいい。まったくLinux触ったことない人でも使いやすいんじゃないかな。自分みたいにちょっと知っている程度の人間にも、設定したいことを簡単にやってくれる感じがしていいと思う。

D2500HNの使い心地はというと・・。やっぱり遅い。何世代も前のatomだし省電力に特化したものだから仕方ないか。PCIスロット搭載機なので大事にしよう・・。





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